システム連携用語5:データの種類編2

   物流に携わる皆さん、こんにちは! 物流業界には欠かせないシステム連携。正確な情報を荷主企業と物流会社とが共有することで、お互いの誤解やミスを極限にまで減らすソリューションの一つなのですが、実際に連携をするとなると、開始までに手間と下準備が欠かせません。ここでは、そんなシステム連携に携わる方々に向けた、「システム連携用語」を毎回5つ上て解説しています。 今回は、前回に引き続いてデータの種類編2です。データ連携で使用されるデータの種類は様々です。そして名称や内容は、荷主企業や物流会社によって微妙な違いがあるものです。今回はそんなデータの種類の中から、概念的で広範囲に捉えられるような情報について、事例を交えてご紹介しましょう。   用語:データの種類編   予測データ 予測データは、未来の作業や予定を把握するために重要なデータとして活用されています。前回ご紹介した「予定データ」との違いは、これらのデータ値が確定したものか否かです。予定データは一定の予定や計画に基づいていますが、予測データはそうではなく、内容も不確実です。また、システム的に連携される物とは別に、都度メールなどで共有される場合もあります。その内容が不確実で秘匿性がある可能性があるからです。